ヒーローから学ぶ、生きる術塾!

漫画の登場人物を自分なりに考察し、現実の社会において参考になる生き方を学べるブログです!

第一話 「オラわくわくすっぞ」、逆境の中でも常に「成長」を求める最強の男、孫悟空!

こんにちは、塾長です。

寒いような、暖かいような今日この頃。

 

さて、記念すべき「ヒーローから学ぶ、生きる術塾」第一話。

このブログのテーマとしてこの男は欠かせない、

皆さんご存知どころか、世界的に有名、

鳥山明先生の「ドラゴンボール」、主人公「孫悟空」です。

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プロフィール

孫悟空

・身長175cm

・体重62kg

・特徴

 サイヤ人、大食い、武道家

 

1、紹介

 彼は、元々地球人ではなく、「サイヤ人」と呼ばれる言わば宇宙人です。そんな彼が、ドラゴンボールという七つ集めれば願いがかなえられる「石」を仲間と集めながら冒険し、その過程で、武術を学び強く成長していきます。その中には、肉体的な強さや武術の他に、「気」を使った、「かめはめ波」などの波動や空を飛ぶ「舞空術」など現実離れものもあります。

2、長所

 ・明るい

 ・「強さ」の一点を求める

 ・仲間思い

 まず明るいということ。何が?と思われるかもしれませんが、それは、性格であり、行動であり、別にチャラチャラするという意味ではなくどちらかといえば、何が起きてもクヨクヨしない彼の行動を見ているとこちらの気持ちが明るくなる、といった方が正しいかもしれません。

 実は、この「孫悟空」という男、物語を見ればわかりますが、順風満帆な人生ではないと思います。ものすごく強いイメージですが、意外と戦いにおいて「負け」が多いのではないかと思います。もっと言えば、個人的な負けもそうですが、仲間を失うケースがよくありました。病魔に襲われた時もありました。つまり、どちらかといえば、最強のイメージがある「孫悟空」の相手はいつも自分よりも圧倒的に強く、戦況は厳しいイメージがあります。

 普通の人はどう考えるんでしょうか?

 「痛い」思いや、「つらい」思いをすると人はなかなか同じ道を歩もうとは思わないのではないでしょうか?

 彼はどう考えるのか。

 彼は次を考えます。次はどうなるのか、もっと言えば誰と戦ってどれほどの相手なのか分からない、どうしよう、と考えるのではありません。

 単純に「今回負けたから次までにもっと強くなろう」だけです。向上心だけしかない、といっても過言ではないかもしれません。

 その、今の自分に満足することなく高める前向きな性格に読者は勇気を貰うのかもしれません。

 次に、彼は「強さ」の一点を求めることです。「ドラゴンボール」とは七つの玉を集めると願いが叶う、というものです。しかし、主人公である「孫悟空」自身この玉を求め、探していたのかといえば、そうではありません。仲間を生き返らせる目的のために探していた時期はありましたが、どちらかといえば、私利私欲のために「ドラゴンボール」を手に入れようとする者たちとの戦いの物語だと思います。

 そして、彼が求めていたものは、願いが叶う魅力的な玉ではなく、自身が強くなることだけだで、物への執着や地位、もっと言えば過去の自分の戦績にも興味ないのかもしれません。

 僕の考えでは、どこかで諦めれば「敗北」、しかし、先に100回負けても最後、又は今現在勝つことができれば、それは「勝利」だと思っております。

 「孫悟空」は負けたり、苦しい状況下においても、あるいは未来に絶望があると分かっていても、分かっていなくても常に自分を磨き続けます。しかも、使命感ではなく純粋に過去の自分を上回るために。

 本編では、いくら彼が鍛えても、「圧倒的な勝利」はあまり描かれていません。それに、ファンからの推測ではこの相手と今現在戦ったら圧倒的に勝てるだろうというという噂だけで、過去に戦ってなんとか勝てた相手再び戦う話はありません。もっといえば、戦ったことのある相手でも仲間として接していて、戦ったりしません。

 考察するに、「孫悟空」は常に今の自分より「成長しよう」という頭しかないのです。

 自分勝手のように見える彼ですが、とても「仲間思い」です。彼が成長する要因で一番大きいのは仲間が犠牲になったときです。

 常に仲間を想っていることを言っているのではなく、自分勝手には見え、特別自分からコミュニケーションを積極的に取りに行くわけではなく、何なら用事がなければ平気で5年くらいは連絡を取らないこともあったりしてます。

 しかし、いざ緊急事態になったり、仲間が犠牲になったりしたときは心の底から仲間を想います。それこそが本音で、そういう人間こそ上っ面ではなく心の広い人間なのかもしれません。

3、まとめ

 簡単に上記で「孫悟空」という人物の魅力を書きました。あえて、他の登場人物や物語を詳細に描かないのは、漫画ではなく1人間として参考になればと思ったからです。

 今回述べた「孫悟空」という人物を参考にどのように現代社会に生かせるか。

 例えば、仕事で失敗をして上司に怒られるなんてこと日常茶飯事ではないでしょうか?いかがでしょうか。

 なぜ自分はうまく出来ないんだろう

 この上司は自分のこと嫌いなんじゃないか

 周囲は自分のこと出来ない人間だって思っているんじゃないか

 また怒られるんじゃないか・・・

などと考えるのではないでしょうか?僕はそうでした。居場所が無いなって。でも考えていただきたいのは、仕事はやり続ければどうせ出来るようになるんです。

 なので、やり続けることが大事、という話では決してありません。

 ただ何も考えずやり続けるだけではあくまでも組織の一部に過ぎず、あなた個人として生きることは難しくなり、やがて年数だけが上がりあなたの嫌いな上司と同じことを後輩に気づけば行っている、そしていろいろなことを諦め、自分の個性を見いだせないまま楽しくない人生を送るかもしれません。

 そうならないために、今の失敗を気にせず、上司や周囲の反応を気にせず自分自身の成長だけを目指しながら生きてみてはいかがでしょうか?

 全てが出来る人間などいないのです。成長を求める人間ほど、絶対に強敵にぶつかるのです。かつて失敗、あるいは苦戦した状況を打破できるようになった時、初めて成長なのです。

 そして、あなたの理想、その一点だけを求めるようにしましょう。そうすれば、誰から何を言われても、されても、我慢を通り越して、気にしなくなるのかもしれません。

 100あるうちの99個譲っても、本当に欲しいもの1個を手に入れることを目標とすればはっきり言えば時短になり、自分と関係のないことについて無頓着になり、日々の生活が気楽になるかもしれません。余計なものについては弱い人たちに譲ってあげる大きい器になりましょう。

 そして、いくら前に嫌いだった人間に対しても、敵対を考えるのではなく、友好になることを考えましょう。困ったときに手を貸したりしてあげると、もしかすると、気づけば仲間になっているのかもしれません。

 友人になることを半強制的に約束した上っ面だけの友人ではなく、本当の友人を作っておくといざというときに、自分の容量を超える強敵にぶつかったとき助けてくれるかもしれません。

 

 いかがでしたでしょうか。今回は「孫悟空」を紹介しました。

 現実的に「かめはめ波」を打つことが出来なくても、生き方から参考になる部分は多々あります。物語を知らない方は、「ドラゴンボール」を是非是非ご覧ください。

 

 彼の前向きさを参考に生きれば社会の荒波などヘッチャラですよ!